出ていた、東野圭吾さんの小説の映画版。「手紙」。
あれは、観ていて辛かったですね。
あの、玉山鉄二さんが、家計のためにと、女性からお金を盗んで、
その女性に気づかれたんだったかな。
首を刺し、殺すというシーン。
玉山鉄二さんは、すごく辛かったんじゃないかな、あのシーンの撮影。
だって、自分が殺人犯になる、役どころでしょう?
どんな気持ちで演じているんだろうと。
相当な精神的な負担になるだろうと思うんです。
だから、私は心配だった。
玉山鉄二さんの、その後が。
この映画で殺人犯を演じた事によるダメージは、いかほどかと。
相当、キツかったんじゃないでしょうか。
でも、マエストロ?
とかいう、まあまあ最近のドラマに出ていらしたから、
大丈夫だったのかな。
とは、思っています。
役者っていうのは、一つ一つの役に、いつまでもこだわっているヒマもないのかもしれませんが。
次!次!と、仕切り直していかない事には、次の役に行けないんじゃないかなと思いました。
だって、ずっとその役のまま、役の心のまま、立ち止まっているわけにはいかないでしょう?
きっと、ビジネスだからと、割り切らなくちゃやってられない側面もあるんじゃないかなあ。