私と主人は、障害者と言っても、大人で、学生じゃない。
未成年でもない。
今は、身内に保護されているからいいけど、
それがなくなった時の事も、早い段階から考えて、
対策を練っておくべきじゃないだろうか。
お義父さんが召されてから、慌てて策を練り始めるのは遅すぎる。
心構えも必要だと思う。
障害者という身分に甘え過ぎてはいけないと思う。
親からも早く独立すべき。
子離れも大事だけど、親離れも大事。
例えば、お義父さんの会社をお義母さんが引き継ぐのならば、
その業務にかかわる資金繰りなどについても、
勉強しておいて損はない。
会社の回し方を知っておくのも、いい勉強になると思う。
障害者だから、許されるとか、大目に見てもらえるとか、
そういう、親切心を相手に求めすぎるのもどうかと思う。
みんな、病気じゃなくったって、さまざまな事に苦労を重ねて
生きているんだから、
障害者だけ特別なんて、それは、ちょっと違うと思う。
もちろん、私は重い精神疾患なので、多少の援助は受けているが、
後は、自分たちでなんとかしてください。
と、言った感じで、重い精神病を持っていても、なんとか働けるぐらいの仕事、家事をして、ようやく、生きていける程度だ。
人生、甘くないのは、みんな一緒。
だから、上手い話には、いつだってそれだけのワケがある。
つまり、そんな簡単に稼げる安全な仕事なんて皆無というのが真実だ。